24時間消えない眉、
話題のアートメイクってどんなもの?
「メイクを落とすと眉がない」「左右差がある」「上手に眉がかけない」 「ひと昔前の眉メイクを引きずっている」「眉を毎日描くのが面倒」 etc・・・
眉の悩みは人それぞれですが、幅広い世代の人にとって、眉がメイクの難所というのは共通しているのではないでしょうか?
キレイに保つのが難しい眉を、
持続性のあるメイクでいつでも完璧な眉のままキープできるアートメイクについて
詳しく見てみましょう!
アートメイクとは?
アートメイクとは、皮膚に専用の針を用いて色素を注入し、眉などに持続性のあるメイクを施す技法です。
刺青(タトゥー)や過去に行われていたアートメイクとは異なり、皮膚のごく浅い層、表皮に注入するため肌の負担が抑えられ、繰り返されるターンオーバーとともにいずれ消えます。初めてのアートメイクは、定着率を高めるために2回(2回目は3週間後〜3ヶ月以内)セットが標準とされています。
毎日の眉メイクの必要がない、メイク直しの時間が短縮できる、温泉や海、ジムなどで眉が落ちる心配がない、メイクを落としても眉毛がキレイ、などなど。とくに眉メイクが苦手な人にとってはメリットが大きいと言えます。
アートメイクは大きく進化しました。真皮層まで色素を入れていたため効果が長期的に持続。顔の経年変化、メイクのトレンドの変化に眉を合わせることができず、眉だけ浮いた状態になる恐れがありました。また眉山から眉尻までトーンが一緒でベタッとした印象です。
色素を入れるのは皮膚ごく浅い部位のため、効果は中期的。顔やトレンドの変化に合わせてやり直すことも可能です。技法が数種類あり好みで選択できますが、1本1本毛流れを書き入れる技法が主流で、近くで見ても本物と区別がつかないような自然な眉になります
技法や呼び名、定義はクリニックによって異なり、独自の技法を行なっているクリニックもあります。基本的には「2D(グラデーション)」「3D」「4D」などです。
「2D(グラデーション)」は、専用の機器で眉の輪郭の内側をパウダーで塗ったように仕上げる技法です。普段のメイクに馴染みやすい特徴があります。「3D」は1本1本毛の流れを手書きで描きます。手書きなので自然で、ノーメイクでも浮きません。「4D」は、「3D」に「グラデーション」を掛け合わせた立体感のある仕上がりになります。
「3D」「4D」に関しては手彫りで、手間がかかる分自然に仕上がりますが、施術者の技術力に左右されるため、クリニック・施術者選びが重要になります。 (*クリニックによって呼び名、定義が変わるので、施術前には確認が必要です)
持続期間は生活習慣や体質なども影響し個人差がありますが、半年〜2年ほど言われています。1~2年内にリタッチすることでキレイな状態を持続することができます。
アートメイクは医療行為です!
必ずクリニックで
アートメイクは、厚生労働省より医療行為として認定されており、医師もしくは医師の管理下にある看護師しか行えません。いまだに美容サロンなどでも行われていますが、無資格業者の施術による健康被害も出ているため医療機関で受けることは必須です。
体質によってはアートメイクを受けられないこともあります。妊娠中・授乳中、金属アレルギー、重度のアトピー性皮膚炎、ケロイド体質、内臓疾患がある方は医療機関にお問い合わせください。また、18歳以下の施術は保護者の承認が必要です。
自分に似合う眉毛とは?
―失敗しないための眉デザイン―
眉ってどのくらい重要性なの? 実は眉というのは、顔の印象を決めるとても重要な役割をしています。 バランスのとれた美しい眉により、顔を立体的に見せることや、小顔効果まで期待できます。また、目に近い場所にあるので、目の印象まで左右してしまうのが眉なのです。
逆に、眉がきれいな形に整っていないと、顔を大きく見せてしまったり、目を小さく見せてしまうなど、垢抜けない印象を与えかねません。
大多数の人が直感的に美しいと感じる比率が“黄金比”です。眉の場合、骨格や目、鼻、口の形に合わせて黄金比が決まります。
小鼻小鼻の延長線上に眉頭が始まり、黒目の外側の端から目尻の間に眉山、小鼻から目尻 を結んだ延長線上に眉尻がくるバランスが、眉の黄金比の目安になります。
ただし、輪郭・それぞれのパーツの形・表情の動きに合わせた黄金比があるため、自分にとっての黄金比を見極めてもらうことが大切です。
左右対称に見えるのには訳がある
眉を美しく見せるためには「左右対称である」ことがとても重要です。
しかし、眉は左右で生え方が違い、もともと左右対称ではありません。その上、表情のくせや顔の筋肉の付き方、ゆがみなどにより、どんどん左右の眉の位置に差が出てきてしまいます。
つまり、眉を「左右対称に描く」ことと「左右対称に見えるように描く」ことは、異なります。 よって、完璧な眉を手に入れるためには、知識と経験が豊富なプロにデザインしてもらうことが必要不可欠です。
眉のアートメイクでは、自然な仕上がりにするために、カラー選びも重要なポイントになります。
クリニックにより用意のある色素の数は異なりますが、ブレンドしながら色の微調整がされています。肌の色・もともとの眉の色に馴染む色が基本で、眉の毛量・毛の太さ・希望なども含めてカラーが選択されます。
また、施術直後のカラーがそのまま残るわけではありません。アートメイクが馴染んできた頃に相応しい色になるという、計算されたカラー選びをする必要があります。
今人気の眉デザインとは?
並行眉・太眉・細眉など、その時によってトレンドが変わる眉メイクですが、近年はナチュラルで立体的な眉が主流。
もちろんアートメイクも同様で、多くの方がよりナチュラルで立体的な眉の仕上がりを希望しています。
また、アートメイクは一生ものではなく、1~2年で薄くなっていくため、心配は不要。そのときのトレンドや年齢・好みに合わせてデザインを変えることが可能です。
3G brows
圧倒的に人気が高い平行眉。これは、少し太めのデザインです。 太眉はオシャレな女性の間で人気のデザインで、柔らかい雰囲気に見える上に、垢抜けた“今っぽい”オーラを出すことができます。
3G brows
こちらも人気の高いナチュラル眉。眉山の位置が絶妙で、小顔効果まで考えてデ ザインされています。3G特有のメイクしたような仕上がりになるので、フルメイクのときでも、眉はこのままでOK。華やかな顔立ちをご希望の方におすすめのデザインです。
4D
こちらは少し太めで角度のある、外国人風の平行眉。毛の密度が高くフサフサして見えるのが特徴です。また、あえてラインを整えすぎず少しはみ出しているので、濃いめでも自然に見えるのです。 ハーフ顔メイクなどをされる方にはぴったりなデザインです。
4D
どこからどう見ても自眉にしか見えない“すっぴん眉”。ラインを整えすぎず、左右差と眉尻を整えています。このように元々きちんと毛流れのある方にも、アートメイクはおすすめです。自眉を生かしたアートメイクで、すっぴん美人になれること間違いなし。
症例写真について
ご紹介させていただいた画像は、全てGLOWクリニックの症例写真です。 3G browsと4Dどちらがいいか決められない方は、ぜひカウンセリング予約をして 相談してみてくださいね。
ノーメイクでも問題なし、
眉以外のアートメイクもスゴイ!
アートメイクといえば眉を連想しますが、施術できる部位は眉だけではありません。アイライン、リップラインに関しては眉のアートメイクを行なっているほとんどのクリニックで施術可能です。
まつ毛の生え際に持続性のあるアイラインを入れることで、ノーメイクでも目力が出ます。まつ毛が少ない方、短い方でも目を大きく見せ印象的な目元を演出できます。また、老眼でアイラインが引きにくい、加齢で目の形が変わってきたなど年齢による変化にも適しています。
リップへのアートメイクは色味や輪郭の調整を行えます。ナチュラルからセクシーまで好みの色合いをプラスすることができ、ノーメイクでも顔色が良くなります。輪郭がぼやけてきた方にはリップラインだけ目立たないように補正することも可能です。
その他の施術部位として、クリニックによってはヘアライン、ほくろ形成、乳房再建術の乳首再建などの施術を行なっているクリニックもあります。
女性が中心のアートメイクですが、ここ数年は男性の方も急増しています。眉を力強くすることで顔の印象を引き締めることができるため、仕事のために行う方も多いようです。女性以上にナチュラルさが大切な男性の眉アートメイクは、1本1本手彫りする技法がおすすめです。
アートメイクに初挑戦、
結果は・・
予想以上の快適さ!
眉毛を整え出してはや10年。整えすぎたせいなのか眉尻に毛はなく、左右の眉の高さが違うのが悩みです。毎朝時間をかけてメイクしても昼過ぎにはすでに半分消えているし、そもそも毎日ていねいに眉を描くのは本当に大変!
ということで、「眉毛メイクの煩わしさ」から解放されるべく、思い切って眉毛のアートメイクにチャレンジしてきました!
施術前に考えたのは本当に似合う理想通りの眉になれるのか、ということ。せっかく入れても違和感のある不自然な眉や、思った形と違うなんてことは絶対避けたい。それに施術中の痛みも心配でした。不安を残したままクリニックへ。
いざカウンセリング
カウンセリングの前に最初にカウンセリングシートに5枚ほど、健康状態、眉の悩み、理想の眉など詳しく書き込みます。カウンセリング前に書いて整理することで、自分の中で理想がはっきりして自分の希望を伝えやすくなりました。
体質・体調をチェック。過去の美容医療の経験やアレルギーなどの確認が行われます。私はとくに体質的に申告しておくべきことがなかったため、簡単に終了。
その後、アートメイクについての説明を受けます。
皮膚に色素を入れる施術方法のため、刺青(タトゥー)と同じ?と思っていましたが、アートメイクは皮膚のごく浅い層に色素を入れるため、刺青のように一生残るわけではなく肌のターンオーバーとともに自然に消えると聞き、そこでちょっと安心。
カウンセリングシートを見ながら、眉のデザインや施術方法を決めます。
施術法はクリニックによって異なり、今回は「3G」*と「4D」の技法が選べました。予備知識がなく勧められるがまま「4D」にしたけれど、それで良かったのかと途中で不安に。意外と短い時間に決める必要があるので、事前に施術法についての仕上がりの違いくらいは知っておくべきだったというのが感想です。 *3G 手彫りのアートメイクの手法にマシーンを使用してパウダー状に色を入れる技法
ただ、アートメイクは2回で完成です。施術方法は1回目の施術途中でも、2回目からでも変更はできるようなので、結果的には問題なしでした。
眉のデザインについては、していたメイクを参考に提案してくれたので、好みの眉を描いていくこともポイントです。メイクが苦手な方は口で伝えても大丈夫ですよ。
カウンセリングシートを見ながら、眉のデザインや施術方法を決めます。
施術法はクリニックによって異なり、今回は「3G」*と「4D」の技法が選べました。予備知識がなく勧められるがまま「4D」にしたけれど、それで良かったのかと途中で不安に。意外と短い時間に決める必要があるので、事前に施術法についての仕上がりの違いくらいは知っておくべきだったというのが感想です。 *3G 手彫りのアートメイクの手法にマシーンを使用してパウダー状に色を入れる技法
ただ、アートメイクは2回で完成です。施術方法は1回目の施術途中でも、2回目からでも変更はできるようなので、結果的には問題なしでした。
眉のデザインについては、していたメイクを参考に提案してくれたので、好みの眉を描いていくこともポイントです。メイクが苦手な方は口で伝えても大丈夫ですよ。
ついに施術へ!
心の準備もそこそこに、施術へ。横になったら消毒後麻酔を眉に塗ります。
何度も施術の経験がある方や痛みに強い方は麻酔をスキップすることも可能。麻酔を塗らない方が長持ちするということでしたが、痛みは嫌なので迷わず麻酔をお願いしました。
ここでもう1度眉の形の確認が行われます。目力を強調したい私には、目と眉毛の間隔を近づけることを提案してもらいました。好みの眉と異なるのは困るけれど、せっかくならばプロの目から見た骨格から計算された似合う眉にも近づけたい、「似合う」と「理想」の両方欲しいわがままな願いを再びしっかり伝えました。
ペンシルで下書き、確認後、いよいよ施術です。予想通り最初はそれなりに痛いです。感覚としては太めの針で皮膚をなぞられて傷つけられている感じ(そのままの感想です)。まぶたを引っ張れるのも結構痛い。
とはいえ、だんだん慣れと効いてきた麻酔で後半は平気になります。施術中なんども痛みの確認をしてくれ、痛みが辛い場合は麻酔で調整してくれるし、麻酔なしでしている方も多いそうなので、もともと我慢できない痛さではないようです。
完成です!!
施術が始まって1時間20分。ついに完成! 説明や確認が何度も間に入るため、長いと感じる間もなく終わりました。終わった最初の感想は「すごく自然でキレイ」でした。
施術を受けた本人ですら、パッと見でどこがメイクなのか本当の眉なのか区別しにくいほどです。ヒリヒリした痛みは24時間ほど続き、腫れるのか?と心配になりましたが、とくに見た目に変化がないまま落ち着き、翌日職場で目立つこともありませんでした。
現在アートメイク施術から2週間経過しました。かさぶたになったり、かゆくなったりしても触らないよう注意がありましたが、私の場合は何もないまま、少し薄くなったもののしっかりメイクが残っている状態です。
アートメイクに若干の不安を抱えたままでの施術でしたが、ノーメイクでも浮かないし、パウダーで仕上げれば簡単にバッチリ決まるという手軽さ、メイク時間の短縮、そして何よりいつでも眉があるという安心感に大満足です。
さらに定着させるために2回目を3週間〜3ヶ月以内に予定通り行います。今度は細かい要望も伝え、若干の修正もお願いしてみるつもりです。
アートメイクで こんなにも自然にキレイな眉が 手に入るとは予想以上でした。 毎日がラクすぎて、 眉が消える日が今からすでに怖い〜!!
アートメイクの疑問解決
痛みはありますか?
針で皮膚を傷つけるため、多少の痛みはあります。医療機関では表面麻酔などで施術中の痛みをコントロールすることも可能です。
失敗したら消せますか?
アートメイクは医療用のレーザーで除去することもできます。ただし、肌への負担も費用もかかるため、事前のカウンセリングでしっかりご自分の希望を伝えることが大切です。
アートメイクをするとき、自眉は剃りますか?
ご自分の眉毛が残っている方が、より自然な仕上がりになります。デザインによっては抜いたり、カットしたりすることもあります。
刺青(タトゥー)ではないのですか?
針を使用して肌に色素を入れる共通点はありますが、色素を入れる深さが大きく違います。刺青は肌の真皮層に色素を入れるため消えませんが、アートメイクは肌のほんの浅い部分にしか入れないため、肌のターンオーバーとともにいずれ薄くなります。
2回で完成と聞きました。1回ではダメですか?
肌は4~6週間でターンオーバーして、表皮が入れ替わります。そのため1回目に入れた多くの色素は剥がれおちます。2回行うとすでに抗体があるため色素が定着しやすくなり、中期的にアートメイクを維持することができます。ただし、色の入り方、定着の仕方は個人差があります。
施術時間はどれくらいかかりますか?
デザインに有する時間など個人差がありますが、平均的には1~2時間ほどです。
メイクはいつからできますか?
施術箇所以外のメイクは当日でも可能です。施術箇所のメイクに関しては1週間程度避けてください。
MRIを受けられないのですか?
MRI検査時にはアートメイクの有無を確認されるので申告してください。ただし、染料の色素に含まれる成分は、現時点ではMRI検査に支障をきたすものではありません。
施術当日はお風呂に入っていいのですか?
施術当日の入浴は避け、シャワーだけで済ませてください。髪の毛を洗うときも、シャンプーなどが眉にかからないよう注意しましょう。
施術後はどんなことに気をつければいいですか?
施術当日は運動、アルコール、入浴は避けてください。またしばらくはサウナ、ホットヨガ、水泳などの血行を促す行為、エステやレーザーなどの美容医療の施術は避けてください。 施術箇所がかさぶたになった場合は、触らないようにしましょう。