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アートメイクの失敗例とは。デメリットや副作用ってあるの?

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この記事をご覧の皆さんの中には、アートメイクの施術が失敗した場合どのようなデメリット・副作用があるのかという疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

残念ながらアートメイクの施術の際に発生する失敗例は少なからずあり、アートメイクを行う際に発生するデメリットや副作用などについて事前に調べて対策を考えておくことはとても重要です。

そこで、今回の記事ではアートメイクの施術で失敗したらどのようなデメリット・副作用あるのかなどについて説明していきますので一緒に見ていきましょう。

1.アートメイクの代表的な失敗例とは?

アートメイクの失敗例にはどのようなものがあるのでしょうか、具体的な内容について紹介していきます。

・アレルギー反応によるひび割れ

アートメイクの代表的な失敗例の1つ目としては、アレルギー反応によるひび割れが挙げられます。

具体的には、アイラインのアートメイクを行った際に、施術後にアレルギー反応が出てしまい、患部がはれ上がってしまったことによって瞼にヒビ割れが出来てしまったような事例があります。

皆さんが日常でしているメイクでは失敗しても簡単にやり直すことができますが、簡単にアートメイクはメイクというよりもタトゥーに近いものなので、一度施術してしまうと簡単には除去することができないので注意が必要です。

・ケロイドを引き起こす可能性がある

アートメイクの代表的な失敗例の2つ目としては、施術によってケロイドを引き起こす可能性があることが挙げられます。

ケロイドとは、にきびややけどなどにより皮膚に傷がつくことが原因で、その皮膚の部分が赤く盛り上がってしまった状態のことを言います。

皮膚が傷ついた場合炎症が起こりますが、その炎症は一過性のものであり傷口が治るにつれて炎症が収まっていきます。

しかし、ケロイドを引き起こしてしまうと、表皮と皮下脂肪の間の真皮という部分に炎症が生じ、皮膚の結合組織が異常に増殖してしまうことにより皮膚に盛り上がった突起物のようなものができてしまうのです。

特にケロイド体質と言われる、ケロイド状態になりやすい人はアートメイクのクリニックによっては施術をお断りしているクリニックもあります。 万が一自分自身がケロイド体質に該当する場合には、ケロイドを引き起こしてしまうリスクを考えるとアートメイクの施術を断念するのが賢明ではないでしょうか。

・肉芽種で膨れ上がってしまう

アートメイクの代表的な失敗例の3つ目としては、施術の失敗による肉芽種で膨れ上がってしまうことが挙げられます。

肉芽腫とは、皮膚に赤みを帯びたふくらみができてしまう皮膚の疾患のことで、特に痛みはなく、病気などの疾患に繋がる恐れは低いですが、赤みを帯びた5mm程度のふくらみが出来てしまう為、せっかくのアートメイクの効果を台無しにしてしまいます。

せっかくきれいになるためにアートメイクの施術を受けに来たのですから、できり限りこのようなリスクは避けたいと思うのが自然な考えです。

このようなリスクを下げるためにも、価格でクリニックを決めず、アートメイクの実績が豊富なクリニックで施術を受けるようにするのが賢明だと思われます。

・衛生管理の不具合により感染症が発生する

アートメイクの代表的な失敗例の4つ目としては、衛生管理の不具合により感染症が発生してしまうことが挙げられます。

アートメイクの施術に使用する針や色素や機材が清潔な状態で管理されておらず、雑菌などに汚染されている場合には患部が腫れるくらいで済めばいいですが、B型肝炎、C型肝炎などの感染症を引き起こす可能性もあります。

一度上記のような感染症を引き起こしてしまうと自分自身の健康面の大きな損害になりますので、アートメイクの施術はしっかりとしたクリニックで受けることをおすすめします。

・その他の失敗事例

上記の4つ以外の失敗事例としては、アイラインのアートメイクの施術によって角膜を損傷してしまい痛みと涙が止まらなくなってしまい他の眼科にて治療をする羽目になった事例があります。

また、海外の失敗事例として、海外ニュースサイト『DailyMail』によると2019年4月12日にアメリカ・ミズーリ州に住む42歳の女性、ジャミ・レッドベターさんが眉のアートメイクを受けた際に眉毛が左右合わせて4つあるように施術された事例があります。

その施術の失敗により、当時交際していた恋人に振られてしまい自分自身をきれいにするためにアートメイクの施術を受けたのに全く逆の結果になってしまうという悲劇的な事例と言えます。

上記で説明したようにアートメイクの施術の失敗によるダメージは大きく、これらのリスクを減らすためには施術を受けるクリニックや病院の情報をしっかりと集めてからクリニックや病院を選ぶことが重要になります。

2.アートメイクのデメリットとは?

アートメイクのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか、具体的な内容については以下のようなものがあります。

・術後のケアを怠ると施術が台無しになる可能性がある

アートメイクのデメリットの1つ目としては、術後のケアを怠ると施術が台無しになる可能性があることが挙げられます。

これまでの段落で術中の衛生管理ができていないことによる感染症の発生については説明したと思いますが、術後の衛生管理が上手くできていない場合にも感染症を引き起こす可能性があります。

清潔でない手で患部を触ってしまったり、スポンジで擦ったり、清潔でないタオルなどで患部に触れてしまったりした場合には、感染症にかかってしまいせっかくのアートメイクを台無しにしてしまいかねません。

・MRI検査を受ける際に不具合が発生する可能性がある

アートメイクのデメリットの2つ目としては、MRI検査を受ける際に不具合が発生する可能性があることが挙げられます。

アートメイクの施術に利用される色素の中にはコバルトなどの金属成分を含んでいるものもあり、それがMRI検査の電流に反応してしまい発熱を引き起こしてしまう可能性があります。

アートメイクをしたからと言って必ずしもMRI検査時に不具合が発生するわけではありませんが、MRI検査を受ける際には担当医師にアートメイクの施術を受けたことがあることを事前に報告しましょう。

アートメイクのデメリットとしては上記のようなデメリットがありますので、アートメイクの施術を行うかどうかについてはファッション感覚で安易に決めず慎重に決めることが重要になります。

3.まとめ

アートメイクの施術を行いきれいになりたいと安易に行う人もいるようですが、いいことばかりではなく失敗のリスクやデメリットなども存在するので、アートメイクの施術について事前に情報収集をしっかりと行うことは非常に大切であると言えます。

執筆:編集部員A

◎失敗しない為にも、アートメイクは医療機関で行いましょう 

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