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アートメイクした後、MRI検査は大丈夫?その他の問題について

アートメイクした後のMRI検査について MRI検査
アートメイクした後のMRI検査について
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この記事をご覧の皆さんの中には、アートメイクの施術をした後にMRI検査を受けることはできるのだろうか、という疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

アートメイクの施術の後にMRI検査を受けられなくなるという情報がインターネットなどで出回っており、その実態を詳しく知りたいという人がいても不思議ではありません。

そこで、今回の記事ではアートメイクの施術をした後にMRI検査を受けることはできるのか、その他の問題の実態などについて紹介していきますので一緒に見ていきましょう。

1.原則的にはMRI検査を受けられるが注意が必要!

結論から先にいってしまうと、アートメイクの施術を行った場合でも原則的にはMRI検査を受けることができますがいくつかの注意点があります。

どのような点に注意しなければならないのか、それらの具体的な内容について説明していきます。

・発熱や火傷が起こる可能性があるので医師に施術の有無を事前に申告する

MRI検査を受ける際の注意点の1つ目として、MRI検査によって発熱や火傷が起こる可能性があるので医師にアートメイクの施術をした旨を事前に申告することが挙げられます。

MRI検査とは、強力な磁力を発する機器の中に人が入り、その磁気を利用することによって臓器や血管の状態を検査する方法のことです。

各人の身体の状態を検査する方法として医療業界では有名な方法ですが、検査の際に皮膚に微弱の電流が流れることによりその電流にアートメイクで使用される色素が反応して、発熱や火傷を引き起こしてしまう恐れがあります。

色素に金属成分が含まれていない場合には特に問題にはならないのですが、コバルトなどの金属成分を含んでいる色素を利用してアートメイクの施術を行っている事例もあり、その場合に電流に反応して発熱を引き起こしてしまうことがあります。

MRI検査を行って発熱が発生する可能性は非常に高いわけではありませんがゼロではないので、アートメイクの施術を受けたことがある人は事前に医師に申告する必要があります。

また、この段落の初めにアートメイクの施術をしているからと言ってMRI検査を受けられないわけではないと説明しましたが、医師の判断によっては事前のヒアリングの段階でMRI検査を断られる可能性も少なからずあるので注意してください。

・MRI検査を受けるために適切な期間を設定しておく

MRI検査を受ける際の注意点の2つ目として、MRI検査を受けるために適切な期間を設定しておくことが挙げられます。

MRI検査を受けた際の問題として、眉のアートメイク施術を受けて1ヶ月以内にMRI検査を受けた際に施術した部位が熱くなったという事例があるようです。

科学的な因果関係ははっきりとは証明されておらず、念また火傷などの大ごとには至っていないようですが、念のためにも1ヶ月~2ヶ月ほどの期間が経ってから受ける方が無難でしょう。

しかし、緊急にMRI検査を受ける必要がある人もいると思いますので、そのような人は担当の医師に1ヶ月以内にアートメイクの施術を受けた旨を報告をして、適切な指示を仰ぐようにしましょう。

2.MRI検査で異常が出た場合の対処法

前の段落で説明したようにアートメイク施術を受けてもMRI検査を受けることができますし、火傷などの問題の発生する可能性も高くはないですがゼロではないので、問題が発生してしまった場合の対処が重要になります。

基本的にMRI検査を行っている最中に痛みや熱さなどの異常を感じたらすぐに担当医師に報告するようにしましょう。

異常を感じているのに我慢して検査を続行することによって重度の火傷を負ってしまったり、それ以上の重症や疾患を発生させてしまったりしてからでは取り返しがつかないので、検査担当者や担当医に迅速に適切な対処をしてもらうことが重要になります。

MRI検査の装置内にはマイクと緊急用のブザーが設置されているので、このマイクとブザーを利用することによって検査担当者と連絡を取ることができるのでマイクに向かって声を出すかブザーを押せば一旦中断することが可能です。

なによりも大事なのは自分自身体の安全の確保なので何か問題が発生した場合には、遠慮せずに申し出ることを意識しておきましょう。

3.金属アレルギーの発生

ここまでの段落において、アートメイクの施術を行ったことによりMRI検査の際に発熱や火傷が起こってしまう可能性があるということについて説明してきましたが、それ以外にも可能性のある問題があります。

それは、金属アレルギーというアレルギー反応の発生です。

金属アレルギーとは、アクセサリーや日用品などに使用されている金属が汗で溶けてイオン化し、皮膚のタンパク質と結合して新たなタンパク質に変性し、その変生物に体が過剰に反応することによって生じるアレルギー反応のことです。

具体的な症状としては、接触皮膚炎という金属が触れた部位やその周囲の赤みやかゆみなどの症状が発生しすることになり、アートメイクの色素にはコバルトなどの金属が含まれていることもあるので、この金属アレルギー反応が起こる恐れがあります。

コバルトなどの金属以外の物質を材料としている色素であればこの金属アレルギー対応は発生しないので、心配な人はアートメイクの施術の前に利用される色素の材質に何が使われているのか担当の施術者に相談してみると良いのではないでしょうか。

4.アートメイクの色素にまつわるワードFDAとは?

アートメイクの色素の原材料のトピックを扱う際にFDAというワードが頻繁に出てきますが皆さんこのワードが何かを知っておられるでしょうか。

FDAとは、アメリカ食品医薬品局のことで食品や医薬品、化粧品や医療機器などの監視や取り締まりなどを業務内容とするアメリカにある行政組織のことになります。

このFDAによってアートメイクの施術に使う色素も管理されているのですが、日本国内にはこのアートメイクの色素を管理する行政の組織は現在のところないので、色素の安全性などを主張する際にアメリカのFDAの認可を強調する傾向にあります。

しかし、FDA認可はあくまでアメリカ国内での認可になりますので、日本では法的・公的に安全性の主張などの際に大きな効力はないのが現状なので、原材料などの調査の際にはその点について抑えておく必要があります。

アートメイクで使われる色素にはこのFDAというワードが必ずと言っていいほど関連してくるので、この記事をご覧の皆さんはぜひこのワードを頭の片隅にでも残しておいてください。

5.まとめ

アートメイクの施術の後にMRI検査を受ける事態がが発生した場合に検査を受けられるのかどうかや、その他にどのような問題が発生する可能性があるのかについて知っておくことは重要です。

この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にして、アートメイクの施術をした後にMRI検査を受けることはできるのか、その他の問題の実態などを学習すると良いのではないでしょうか。

執筆:編集部員A