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アートメイクの施術は痛い?部位別の痛みとアフターケアについて

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この記事をご覧の皆さんの中には、アートメイクの施術を行うのは痛いのだろうか、という疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

アートメイクの施術の際には、皮膚に針を直接刺して皮膚に色素を入れていくので、実際の施術が痛いのかどうか気になるのも当然のことでしょう。 そこで、今回の記事ではアートメイクの施術を行う際の痛みはどうなっているのか、またアフターケアの具体的方法などについて紹介していきますので一緒に見ていきましょう。

1.部位別に痛みの程度は異なる?

アートメイクの施術を行う際の痛みは部位によって異なり、どのように異なっているのかについて以下で説明していきます。

・アイライン

アイラインの施術については、ほとんどのクリニックの事前説明において痛みを感じやすい部分であるとされています。

目の周りは神経が集まっており皮膚も薄いため、皮膚の厚い眉毛に比べるとかなり痛いという意見が多いようです。

アイラインのアートメイクの施術を受けた人の中の体験談には、「元々上下のアイラインに施術しようとしていたが、痛すぎて上だけにしてもらった」、「施術中痛みで涙が止まらなかった」というなどの意見が少なからずあるようです。

アイラインの部分の施術を行っている際に、涙が出過ぎたり、痛みで動いてしまい施術部分を固定できなかったり場合には色素を上手く注入できないので施術が上手く行えなくなります。 アイラインの施術に不安を持っている人は、事前に担当医師に相談して実行可能かどうかしっかりと話し合ってからアイラインの施術に臨むのが良いのではないでしょうか。

・眉毛

眉毛のアートメイクの施術の場合は、痛みが全くないわけではありませんが、アイラインなどの他の部位に比べて比較的痛みを感じにくい部位です。

眉毛のアートメイクの施術を受けた人の体験談の中には、「麻酔が効いている間は何も感じず、終わったあと少しヒリヒリした」、「寝ている間に終わってしまった」というような意見が多いようで、クリニックによっては麻酔を使わずに施術を行うこともあるようです。

しかし、全く痛みがないわけではなくあくまでも痛みが感じにくい部分であり、人によっては痛みを感じることもあることから万が一施術の最中に痛みを感じたら担当の医師に報告するようにしましょう。

・リップ

リップの施術はアートメイクの施術の中でも最も痛みを感じやすい施術で、痛みに耐性のない人はもちろんのことながら、耐性のあるある人でも遠慮したくなる痛さのようです。

リップに対する施術の後は、リップの部分がたらこ唇のように腫れあがってしまうのはもちろんのことながら、リップ近くの周りの皮膚も腫れあがってしまうことがあります。

通常の生活を送っていくうえで口を使う場面は多く、飲み物を飲んだり、何かを食べたりする際にどうしても施術した部分に触れてしまいがちで術後のケアに手を焼かされがちな部分と言えます。

食事や飲み物を飲む際には、ストローを使ったり、食べ物を小さく切ったりするなど飲食には工夫すると痛みを感じにくく、また口元をマスクなどで隠したい場合には口に当たらない立体的な形状のものを選ぶといいでしょう。 腫れが引くまでおおよそ1週間~10日程度はかかるうえ、口唇ヘルペスになったことのある人は施術後再発する可能性が高いので施術前に診察を受け抗生物質などを処方してもらうようにすることが重要です。

2.アートメイクの術後のアフターケアが大事!

これまでの説明でアートメイクの施術の痛みは部位別に異なるということは理解してもらえたと思いますが、アートメイクの効果を最大化しようとする場合術後のアフターケアを適切に行うことが重要であることを皆さん知っておられるでしょうか。

せっかく痛みに耐えてアートメイクの施術を受けたのにその効果を自身の手で損なってしまうのは皆さんの本意ではないと思います。

そこで、この段落ではどのようなアフターケアをすれば効果を最大化できるのかについて以下で説明していきます。

・患部の腫れを冷やす

アートメイクの術後のアフターケアの1つ目としては、患部の腫れを抑えるために冷やすことが挙げられます。

例えば、アイラインの施術の場合、施術直後より翌日の腫れが一番出現しやすいと言われており、清潔な冷たいタオルなどを利用して患部を冷やしてみると効果的です。

また、腫れ防止対策として、施術当日の夜は心臓よりも頭を高くして眠ることによって血行が良くなり腫れにくくなるという効果も期待できます。

腫れが気になり市販の薬を利用するなどの適切とは言えない行為により、せっかくのアートメイクの施術の効果を損なってしまう恐れがあるので注意が必要です。

・患部を清潔に保つ

アートメイクの術後のアフターケアの2つ目としては、患部を清潔に保つことが挙げられます。 アートメイクの施術の患部を不潔な状態の手でこすったり、清潔でないタオルなどを利用して患部近くの汗を拭きとったりしてしまうと患部に雑菌などが入ってしまい化膿したり、炎症を起こしたりする恐れがあります。

アートメイクの施術を行った際には患部に雑菌などが入って施術を台無しにしないよう、清潔な状態に保ちましょう。清潔なタオルを利用したり、手をしっかり洗って不潔な手で患部に触れにようにしたりするなどの対策を講じる必要があります。

洗顔がいつからできるかが気になる方もいらっしゃると思いますが、これらの対策をきちんと行っていれば、施術の翌日から洗顔やシャワーができることが多いです。

・処方された薬の服用や保湿を行う

アートメイクの術後のアフターケアの3つ目としては、処方された薬の服用や保湿を行うことが挙げられます。

リップのアートメイクの施術を行った際の術後にはヘルペスを発症しやすいので、ヘルペスを防ぐために抗ウィルス薬をクリニックなどで処方してもらい、決められた服用量を守ってきちんと服用することが重要です。

また、ワセリンなどの皮膚保護剤を使って保湿をすることで油性の膜を張って、外部からの刺激を防ぐ効果があるので痛みを緩和するうえで役に立つので試してみると良いのではないでしょうか。

・コスメ製品の使用を控える

アートメイクの術後のアフターケアの4つ目としては、コスメ製品の使用を控えることが挙げられます。

口紅やティントリップ、グロスなどのコスメ製品を術後あまり時間が経たない段階で使ってしまうと、アートメイクの色落ちや変色の原因になり、アートメイクの効果を損なってしまいます。

せっかくアートメイクをしても自身の手で効果を棄損させてしまっては元も子もありません。女性であればコスメ製品を使ってメイクしたい気持ちも分かりますが、長期的な視点から見て施術後の約1ヶ月間は使用を控えた方が賢明であると言えます。

上記で説明した4つの注意点をしっかりと守ってアートメイクの術後のケアを行うようにしましょう。

3.まとめ

ここまでアートメイクの施術を行う際の痛みはどうなっているのか、そのアフターケアの具体的方法などについて説明しましたが、いかがだったでしょうか。

アートメイクの施術はある程度の痛みを伴うものであるので痛みについて事前に医師に相談することも重要であるとともに、せっかく痛い思いをして施術をしたのにアフターケアを怠ってしまうとその努力も台無しになってしまいかねません。

この記事をご覧の皆さんは、今回の記事で説明した内容を参考にして、アートメイクの施術を行う際の痛みはどうなっているのか、そのアフターケアの具体的方法などを学習すると良いのではないでしょうか。

執筆:編集部員A